対話

最近、これからのことについて悶々と悩む日々が続いており、いかんともしがたかったので、
仲良しの先生にわがままを言って、話を聞いてもらうことにしました。


研究室におじゃまして、ほぼ4時間、いろいろなことを話しました。
主に仕事のことと、大学のこと。
あまりに漠然としていて、これまで誰にも話せなかった悩みを根気強く聞いてくれ、
「その気持ち、わかるよ」と言ってもらえたことで、すごく、楽になりました。
背負うものの重さは違うながら、先生もわたしも、今まで誰も歩んだことのない道に
踏み出そうとしている。たぶん。
わたし自身は、まだその覚悟ができたわけではないけれど、それでも話をする中で、
「前に進むしかない」という、ぼんやりした決意のようなものは、芽生えた気がします。


コーチングでは、自分で話した言葉が自分自身に作用し、新しい気づきが生まれたり
することを「オートクライン」と呼ぶそうですが、まさに、その連続でした。
大学ではとかく、教員と職員の関係性の難しさが言われることが多いのですが、
例えば「大学を良くしたい」とか、同じ思いを共有していれば何も問題ないんだ、と
あらためて実感しました。


こうやって素直に自分の思いを話せる人がいるというのは本当にしあわせなことです。
わたしも、同じように、人の力になれるような大きな器を持ちたい。
精進、精進。